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はり師13万4,218人、施術所3万3,986か所(いずれも2年で+5.9%):鍼灸師が「鍼以外の評価」を持つ意味

2026-10-19 | 統計

鍼灸師が増えている、という実感は数字で裏づけられます。厚生労働省の令和4年衛生行政報告例では、就業はり師は134,218人で前回(令和2年)から7,420人、5.9%増。はり・きゅう施術所も33,986か所で5.9%増です(出典1)。

この記事は、増え続ける同じ資格者の中で、鍼灸師が差を作る場所はどこか、という話です。結論は、鍼を打つ前の手で評価する工程です。

数字

項目人数・か所前回(令和2年)比
就業はり師134,218人+7,420人(+5.9%)
就業きゅう師132,205人+7,249人(+5.8%)
はり・きゅう施術所33,986か所+5.9%
あん摩マッサージ指圧師121,565人+2.9%

2年で約6%。10年続けば3割以上増えます。施術所も同じ率で増えているので、1施術所あたりの患者の取り合いは年々きつくなります。

同じ資格、同じ施術では差がつかない

資格者が増えると、患者から見た鍼灸院は「どこも同じ」に近づきます。差を作ろうとして施術のメニューを増やしても、隣の院も同じことをします。

差がつくのは、施術の前です。患者が「この人は、私の体を見て判断している」と感じる工程。それが評価です。

鍼灸に、徒手の評価を足す

鍼を打つ場所を決める前に、手で左右差を確かめる。その評価の考え方を無料動画で確かめてください。鍼灸師の受講者も多いセミナーです。合わなければブロックで解除できます。

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鍼の前に「手で見る」工程を足す

藤井翔悟の仙腸関節の解説動画は、理学療法士の徒手療法の立場から、評価の姿勢をこう述べています。「手でいろいろなものを変えたりする人間からすると、手の下でいろいろなものを感じる」(出典2)。前提を置き、ASIS(上前腸骨棘)の高さを左右で比べ、縮こまっている側を仮に置き、前側の筋を触って確かめる、という順番です。

この順番は、鍼灸の施術の前にそのまま置けます。

  1. 骨盤の高さを左右で見る
  2. 縮こまっている側を仮に置く
  3. その側の筋腹を触り、反対側と比べる
  4. そのうえで、鍼を打つ場所を決める

鍼の選穴そのものはこのサイトでは扱いません。ここで言うのは、打つ前の工程に「手で左右差を確かめる」を足す、ということだけです。

評価を足すと何が変わるか

これは鍼灸の技術を変える話ではなく、鍼灸の前後に評価の工程を足す話です。

まとめ

次の記事では、鍼灸師と理学療法士が同じ患者を話せるようになる「解剖の共通言語」を扱います。

鍼灸に、徒手の評価を足す

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出典・参考
  • 就業はり師 134,218人(前回比+7,420人・5.9%)、就業きゅう師 132,205人(+5.8%)、はり・きゅう施術所 33,986か所(+5.9%)、あん摩マッサージ指圧師 121,565人(+2.9%):厚生労働省「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)」の整理 https://keieichiryou.com/あはき資格者数と施術所数2022
  • 藤井翔悟「仙腸関節」解説動画の文字起こし(手の下で感じるものを前提に評価する姿勢、ASISの高さの左右差):株式会社藤井翔悟事務所 内部資料
鍼灸師のための筋膜アプローチ 編集部
株式会社藤井翔悟事務所の編集部。代表・藤井翔悟(理学療法士)の指導動画の文字起こしを一次情報に、鍼灸師の受講者からの相談をもとに、AIの下書きを編集部が確認して公開しています。